開発から自然を守り生活環境配慮から地球環境保全、弟子屈ルールブックの制作
エコツーリズムを伝える弟子屈には、自然環境の保護と改善を目的とした総合的な取り組みが必要ではないかと考えます。この目的を達成するために、開発から自然を守り、生活環境を配慮した地球環境保全の視点から、事業者や団体に対して活動の指針になるような、具体的なルールブックの制作を計画しています。都市部からの事業者に弟子屈の宝、屈斜路湖、釧路川の水を守る環境研究会も発足いたしました。
世界のエシカル、サスティナブル状況と参考モデルのセミナーを開催することで、世界各地で実践されているエシカルで持続可能な生活様式を紹介し、参加者が環境意識を深めることを目指します。地球温暖化対策、生物多様性の保全、持続可能な消費と生産の方法などを取り上げ、参加者に実践的な知識とインスピレーションを提供します。
環境への影響例の調査などを通じて、地域の自然環境への現在の影響を評価するための詳細な研究を行うために、水質、土壌、大気汚染、生物多様性の喪失など、さまざまな側面から環境の健全性を他の事例なども踏まえ調査し、問題点を検討します。
また、環境に優しい生活様式を推進するために、洗剤の研究や調査を行います。化学物質に頼らない洗浄剤の研究や、既存の環境に優しい製品の調査を通じて、水質汚染の低減と生態系の保護を図ります。
プラスチックやごみ袋、不法投棄された電化製品などの清掃ボランティア活動も推進します。これにより、地域の美観を保ちながら、自然環境への負荷を減少させます。地域住民や訪問者を巻き込んだ定期的な清掃活動は、コミュニティの結束を強化し、環境保全への意識を高めます。
さらに、自然と人間の共生を弟子屈のスタイルとして、持続可能性のモデルを国内外に発信するためのガイドラインの提案を行います。このガイドラインは、地域の独自の生態系と文化に根ざした持続可能な生活様式を提案し、他地域における環境保全のモデルとなることを目指します。
これらの取り組みを通じて、弟子屈町は自然環境の保護と改善の実現をし、持続可能な地域社会の構築に貢献することが期待されます。ルールブックの制作は、これらの取り組みを統合し、具体的な行動指針を提供する貴重なステップになると考えています。