1960年創業の知床の温泉旅館「北こぶし」。
サウナを核に“北のネイチャーリゾート”として世界を目指しているのが、知床北こぶしリゾートの桑島兄弟です。
今回のTAMATEBAKO AYNUでのサロントークでは、その中心として世界自然遺産「知床」を守りながら、地域と共に成長するホテルを切り拓いてこられた 桑島敏彦氏 をお迎えしました。
桑島氏の最新刊『With Nature ― 大自然と働く』には、知床の雄大な自然の中で「人と環境はいかに調和し得るか」という問いに対する、長年の実践と哲学が凝縮されています。観光業におけるサステナブル経営の先駆者として国内外から注目を集め、“知床モデル”を推進してきた第一人者でもあります。
三代前が知床の地を開拓し、二代目が桑島旅館を開業。そして、温泉地から世界に誇るネイチャーリゾートへと向かっているのが現代の世代。
「自然と共に生きる」精神を礎に、桑島氏は地域の未来を描いています。
・サウナの聖地に
・アップデートしていく宿泊
・世界遺産知床の旅をつくる
・デザインの力
・ネイチャー系人材の自己成長
・人とヒグマを守るクマ活
・進化していく領域
世代の価値観の違いを越え、埋もれていた価値を掘り起こし、地域を再び輝かせる。自然と共に生きるとは、土地を愛し、
世界に学び、地域を創ること。桑島氏の挑戦は、今もなお止まることを知りません。
サウナ、サロントーク、そしてディナー。
道東を担う個性豊かな面々と、「自然共生」の本質を語り合い、静寂の闇とはうらはらの熱がこもりTAMATEBAKO AYNUらしい夜となりました。
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