この秋、麻布十番に新たな和食店を構える柳田伊織シェフをお招きし、道東の豊かな恵みを活かした名物料理づくりの第二回を開催しました。




事前にお渡し、打ち合わせした、北海道の食材リストをもとに、柳田シェフが心を込めて構成したメニューは、まさに逸品揃い。


知床の“ドン”古坂氏による桜鱒とタコ、熟練猟師から届いた鹿肉、こだわりの飯尾牛と大橋牧場の知床牛、
海の香りを届ける厚岸のかきえもん(牡蠣)、竹下牧場さんの熟成されたチーズ、
天然天日干しの加瀬漁業さんの羅臼昆布。ポロニさんの新鮮な卵、そして芳醇な香りの摩周メロンまで――北海道の風土が育んだ食材が勢揃いしました。








メインディッシュは、今回の渓流釣りのオショロコマ。
プロの手による繊細な火入れと炭火の香ばしさが引き立ち、感動的なひと皿に。



豊かな自然と共に生きる地域の恵みを、訪れた方々に喜んでいただけるかたちでお届けする地産地消の思想が、シェフの技と出会い、かたちになったディナーとなりました。



